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The Cheserasera

「みんなが聴くものに成り得るんだって気づいたんです。」

2014年1月8日に1stミニアルバムを発売のタイミングで、今まさにバンドが過渡期にいるようにも感じるのですが、激しい流れのなかで活動していく原動力ってどこにあるんでしょうか。


美代

最近ずっとよく考えていたんですけど、昔は「思っているやり方で成功をつかみたい」っていう欲求発信のためにバンドを始めて、人が集まってっていう感じだったんだけど、今は人生を楽しくしたい、楽しく生きたい。それがあってそれはバンドをやっていたほうができるんじゃないかなっていう。「楽しいからやる」っていうところがある。それも今までは自分のためにやってきたけど、最近は“周りの人たちのために”っていう方向にシフトしてる気はします。


宍戸

僕は、元から一番得意なのが音楽なので。それをただやりたくてやっていたんですけど、いつまでも単純にただやっているだけだと駄々っ子になってしまうので(笑) 歌いたいから歌ってたけど、「いいじゃんこれ」って言ってくれる人から声がかかったりとか、「この歌は自分のことを歌っている」って感じてくれる人がいたりして。みんなが聴くものに成り得るんだって気づいたんです。「こうなれるんだ」っていう気づきというか。そこに懸けてみたいっていう気持ちですね。みんなのためになれるならなりたい。誰かの青春の中に入り込めるようなものになれれば、という気持ちがあります。


西田

あとはライブに来て欲しくて。良いライブをして、お客さんと素敵な空間を共有して、感覚のキャッチボールをして楽しみたいんです。これからバンドに対する入り口がCDって人も増えてくと思うんですが、協力してくれる人、応援してくれる人を裏切りたくないから、何があっても「みんなは正しかったんだぞ」って言ってあげれるようにありたいと思っています。


美代

バンドにコミットしてくれる人が増えて、考えが変わってきたかなって思います。そういう時期なのかな。で、このタイミングで全国流通のCDを出せるっていうのが、すごいリアルというか、CDを出すってことがそれをすごく表してる気がするんです。


やっていくうちに自然と変化してきたんですね。


宍戸

一番最初から何かでかい目標とか野望があったわけじゃなくて。


美代

そうだね。時間も経って色々変わってきた。完全に自分たちの活動だけではなくなってきてるっていうのもあるし。自分たちがやりたいからやってるだけでこういうアプローチしてますっていう、単純にそれだけじゃ説明がつかなくなることもあったりとかして。自分たちの欲求発信だけだと、「ここまででいいだろ」みたいなことになりがちですけど、今はいろんな人たちがバンドにアクセスしてきてくれているから、自分の欲求以上に頑張ろうっていう状態ではあると思います。1年前とは大きく違うし。今は目の前にある目標をクリアしていけば、もっと大きな広がりに辿り着けるんじゃないかっていうのがあるから、今は一つ一つ目の前のことをやってるって感じなのかな。


宍戸

共感される喜びっていうところが一番大きいので、これからはそこを追求したいですね。もちろん自分から出るものに共感してもらってるんですけど、そういうところにフォーカスしたいと思っています。


西田

ライブもどうしたらいいかなっていうのはすごく考えてて。素敵な空間を共有したいから、曲順とか、ライブでどうアプローチしていったらいいかなっていうのは以前よりよく考えてますね。


美代

お客さんありきでっていうか。たくさんの人の前でやりたいっていうのはありますね。お客さんは数人でもいいやっていう人もいるんだけど、音楽を始めた最初のころとかはあまりお客さんが多くなかったりとかして、だからそういう状況をはねのけたかったとか、そういうのも意識してないだけで実はあるのかも。


西田

そこはちょっとでも多くの人の前でやってみて、比べてそっちのほうが楽しかった。お客さんと何かを共有できる瞬間とかがあって、だから一人でやってても楽しいんだけど、これももっと楽しいなって感じたんです。だからどこまで多くの人の前でできるのかなっていうのは挑戦したいですね。


 

information

The Cheserasera

「The Cheserasera」

1. 風に吹かれて
2. LOVERS
3. Drape
4. Finale
5. ALL DAYS THROUGH OUT
6. カナリア
7. 涙あふれてた

 

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