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自分が「これや!」ってものを出す。それが一番大事なんです。

お二人とも音楽とは別にお仕事をされている?


清水

そうです。二人ともサラリーマンですねぇ。


最近は、仕事と両立しながら活動しているバンドが多いと思うんですけど、難しさなどはありますか。


中野

僕はバンドできるように動きやすい仕事を選んでるので、難しさは無いですね。スケジュールも合わせられるし。子供が生まれてからは音楽に使える時間が少し減りましたけど。まぁなんとかやってます。けっこうみんなしんどいとか言うけど、思ったことないですね。“結婚して辞める”とか“就職して辞める”とか言うけど、なにがしんどいんか正直わからない。


清水

言いたいだけじゃない? それは。「俺寝てへんわ~」とかそういう感覚じゃないかな。


中野

やり方なんていっぱいあるしな。音楽がまったく金にならない時代が来たとしてもやりますけどね。


清水

先輩のバンドマンが「30歳を越えてバンドやってるとか頭おかしい」って言ってて。みんな趣味ってあるじゃないですか。それこそマラソンして気持ち良いとか、車のホイール変えて充実感を得たりとか。例えばマラソンだったら、「走っててランナーズハイが気持ち良い、っていう感覚をバンドに置き換える。そういった感覚をずっと感じたいからバンド続けてる。」って言ってて。 …えーと、ちょっとまとまってないね(笑)


一同

(笑)


中野

だから、兼ね合いは全然できますよ。もしこのインタビューをこれから就職する子とかが見てるんだったら「全然やれるよ」って言いたいですね。音楽にかける時間はうまいこと作れるし。ただ、平日にライブしにくくなったっていうのはありますね。僕個人は正直できるけど、バンドで足並みはそろえなきゃいけないんで。でも、やり方はいくらでもありますね。


例えば、以前のバンドで活動していたときは音楽漬けの毎日だったかと思うのですが、その頃と比べると音楽に割ける時間は変わっていますか?


中野

確かにまとまった時間は取れないかもしれないですね。でも当時バイトとかもずっとしてたしね。だから効率で言ったらほとんど変わらないとは思います。今回のアルバムに向けても、週一回6時間のスタジオっていう縛りがあって、その中でどうするかってやり方を考える。だから「あの時は良かったなぁ」とかは別にないですね。


清水

俺も不便に思うことはないな。


売れたい願望とかってありますか?


中野

売れたいですね。結局、自分を満足させるのがすごく難しいんですよ。音楽を作る上で。そこで精一杯なとこが僕は正直あるんですけど。それが前提にあって、その上で売れたいっていうのはありますね。


自分で納得ができて、その上で評価されたいと。


中野

そういう気持ちはありますね。でも、“評価をされるために何かをする”っていうモチベーションはないですね。例えば、世の中の需要があってそこで「なるべく多くの人を取り込める曲を作ろう」みたいなことはできないんです。それをやってしまうと自分がやる意味がなくなってしまうんで、やらないです。そういうとこがね、ダメなんでしょうけど。今日もちょうどね、LOSTAGEの…


清水

ハゲかけてるボーカルの奴(笑)


中野

(笑) …彼とね、会ったんですけど。彼はすごいサービス精神があって。相手が喜んでくれることだったり、相手の反応が自分の満足度に繋がるんだと思うんです。僕はそういうタイプじゃないのでしょうがないっていうか。だからすごいなって。同じように見えるとは思うんですけど、やっぱそれぞれ違うんやなって話してて思いましたね。まぁ、そりゃ人気は出したいですよめちゃくちゃ(笑)


一同

(笑)


中野

でも、もしすごい人気が出たとしても満足できないんですよ。自分が「これや!」ってものを出す。それが僕にとっては一番大事なんです。それがあって作った上でめちゃくちゃ人気出したいですね。



 

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