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column p.s magazineがお送りする様々な企画

覚悟のススメ

第5話『ゆうたスカイウォーカーは静かに暮らしたい・後編』

 今回は後編ってことで、ここから読む人はぜひ前回のコラムも読んでみてください。さてQUEENの『QUEEN II』! かくしてこのアルバムに出会ったスカイ少年を今だに魅了し続けるその秘密に迫ります。前編であんなに書いて読み返すと、“なんだ、ただROLLYの話じゃねぇか!” って感じだけど、とにかくいろんなバンド聴きたいと必死に探して出会ったかけがえのない1枚なんですよ。

 前編で、このアルバムに貫かれたコンセプトについて軽く触れましたね。今回と前回の画像はレコードのジャケットの表と裏なんだけど、こういうところにもその『白と黒』っていうコンセプトが徹底されてるわけです。画像にも意味があるんです!決してデブがふざけてるだけではないのであしからず。肝心の中身というと、SIDE WHITEはギターのブライアン・メイの曲中心、そしてSIDE BLACKはボーカルのフレディ・マーキュリーが作った曲で分けられてます。

   フレディ・マーキュリーといえば、同性愛者で奇抜な格好でもはやネタにされることが多いし、今となっては男が化粧してバンドやるって別に当たり前になったけど、やっぱ当時このグラムロックってすごい革命的だったと思うんですよね。というか、嫌でも目立ったと思うんですよ。当時(70年代)のハードロックとかプログレバンドってすごい力強くて、臭くて、まさに男の世界って感じが主流だったろうし。そこに中性的な要素をぶち込んできたわけですからね。まぁ、そういういろんな逸話はQUEENほどのレジェンドになると腐るほどあって話し尽くせませんね、こればっかりは。一つ一つ拾っていきたいところだけどね。

 さて、脱線したけどアルバムの話に戻ります。まぁ、今フレディ・マーキュリーの話がでたところだし、やっぱりどうがんばってもこのアルバムの魅力全部は俺の力じゃ表現できないので、フレディの作ったSIDE BLACKについて書いて終わろう。このSIDE BLACK、つまりレコードで言うところのB面なんだけど、全篇メドレーみたいな感じになってて繋がってる風なんですね。このSIDE BLACKで一つの作品のような。この流れがとにかくすばらしい。荒々しいリフの1曲目『Ogre Battle』に始まり、このアルバムが終わるまでとにかくフレディの天才っぷりに只々驚かされます。



ブライアンメイのギターサウンドもよくありがちな派手プレイというよりも、とても厳かで、あのブライアン・メイ独特の音が僕にはたまらないのです。 あとどうしてもこのアルバムを語る上で欠かせないのが『Nevermore』。



神曲。1分くらいのインタールード的位置づけの曲なんだけど、この曲、俺が知りうる音楽の中でもっとも『美しい』という言葉が似合う曲。エモいってよく言うけど、この曲はちょっと夢見がちなQUEENの曲の中でもまじに現実的。で、エモい。号泣必死。そして聴いてもらえばわかるんだけど、このメドレーの真ん中にこの曲をぶっこんだSIDE BLACKの素晴らしいことよ。ぜひ機会があったらこの『QUEEN II』のSIDE BLACK、全人類必聴かなと思うぐらい良いので、ぜひ通して聴いてこの驚きを体感して欲しいです。ちなみにこれ某W○kiで見たんだけど、かのアクセル・ローズ大先生が死んだとき棺に入れて欲しいアルバムがこれだそうです。

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次回も今回とはまたちょっと違ったシリーズ物にしようと思ってます。長々読んでくれた方ありがとうございます。また次回もよろしくどうぞ!

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ゆうたスカイウォーカーはバンドをやってます。
cinq(サンク)というインストバンドです。
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