珠玉の音源を手に、歩みを進める彼らのリアル
■Erase The Period

INTERVIEW

「やらなきゃ」っていうよりは「やるんだろうな」って感じですね。

それでは今後の活動についてお聞きしたいのですが、音源リリースやライブの予定などはありますか?

小出

ライブが8月にけっこうあって、まぁその後は、やれるときにライブをやっていきます。せっかくツアーで人のつながりも増えたりしたし、バンド企画でも個人企画でもいいんで、そういうのをきっかけに何かしたいなって俺は考えてます。

中村

でもツアーはしばらくいいかな(笑)

一同

(笑)

小出

リリースとかに関しては今は予定はないです。でも幸運にも色んなつながりとかが増えたので、声がかかれば音源をそういうところからリリースしてみたいっていうのはあります。

金子

まぁリリースとかレーベルとかって言っても、変わるのは誰かが手伝ってくれるようになるってところだけかなと思ってます。俺達のスタンスとかは全然変わんないと思う。

中村

色んな先輩たちの姿を見てきて、憧れはありますけど、純粋に後を追っていくだけなのは違うと思ってはいます。後を追いつつ、別のベクトルで新しいものを作っていけたらっていうのは常に思ってます。

単なるフォロワーでは終わりたくない、っていう姿勢は大事ですよね。きっとみなさんならできると思います。それでは、今日はありがとうございました。

一同

ありがとうございました。

〜収録後〜

思っていた以上にみんな自然体でバンドをやっているのがわかって、すごく理想的なカタチで正直うらやましいなと思いました。

小出

バンドやるのに窮屈になるのが昔から嫌だったんすよね俺。

中村

まぁそうだよね。バンド以外やる事ねーんだよ、別に。笑 他に趣味がない。

小出

とりあえずずっと「バンドやりたい」っていうだけでここまできているんで、これからもたぶんそうなんだろうなっていう。「やらなきゃ」っていうよりは「やるんだろうな」って感じですね。うちのバンドは、メンバーが死ぬとかじゃない限り、解散とかはしないんじゃないかなって思います。組んだ当初から思ってますけど。

 

”自然体でバンドをやる”というのは、簡単なようですが、実はとても難しいと思います。筆者である僕自身、バンドマンの端くれとして何度も感じてきたことでもあります。でもErase The Periodのみんなは、当たり前のように自然体で、難しく考えていた自分が小さく思えるようでした。

P.S.magazineでは、そんな彼らを今後も追っていきたいと思います。その先でもきっと、バンドとしての大切な答えを彼らはいつでも簡単に見つけ出して、僕達に見せてくれるんじゃないかと、そう感じています。

 

 

INFORMATION

Erase The Period

Erase The Period

3 SONGS e.p

1.Rebirth
2.Disconnected
3.Worthless

https://psrecords.thebase.in/items/107961