うわさのエモキッズの正体
■hue

INTERVIEW

バンドは商品じゃない。

メンバー皆さんの環境が変化してきて、改めて今後の目標はありますか? 例えば、大きい音楽レコード会社からデビューしたいとか、CDをたくさん売りたいとか。

永井

そんな「超でかくなりたい」っていう気持ちよりかは、「やっていけばなるでしょ」みたいな感じのスタンスですね。

なるほど。どちらかと言うとマイペースということでしょうか。

永井

そうですね。下手に焦ってペース乱れてくるよりかは、そっちのほうが良いと思ってます。

石田

まぁマイペースにやっていけば、いずれ「でかくなるでしょ」っていう自信はあります。

そうなんですね。でも学生の頃って時間もあるし好きなようにできて、「あぁ楽しいなぁ」でいいかもしれないんですが、そうじゃなくなってきたタイミングの今、改めてhueの皆さんはどういったスタンスでバンドを続けていこうと思っているんですか。

永井

それは… 最新の問題ですね(笑)

石田

結局“やらなきゃいけない”みたいな感じになるのは嫌なんですよね。じゃあもうそんなんだったらやめちゃえばいいじゃん、て思うんです。

どこまでも自分たちのやりたいことを追求していきたい、と。

石田

そうですね。

例えば、どこかのレコード会社に入って、アルバムをたくさん作って、スケジュールを組んで曲を作って… というのは求めていない?

永井

そもそも、そういう状況を乗り越えないとデカくなれないぞ、みたいな体育会系のノリがよくわかんないですよね。

石田

それってやっぱ仕事じゃないですか。そこは、自分たちの成長のためなのか、バンドっていう商品が売れるためのなのか、の違いだと思うんですけど、“バンドは商品じゃない”っていうか。

永井

おぉ、珍しく言うねぇ。今のキャッチフレーズにしてください(笑)

吉住

今日一番の仕事したね(笑)

一同

(笑)

藤田

でも、そういうのより自分たちに近い、好きなバンドの人達はけっこう自分たちの思うように風にやっていて。すごくリスペクトしているんですよね。自分たちの中でも“バンドをやんなきゃいけない”みたいなのはないかな。

マイペースにDIYでやっていきたいってことなんですね。

石田

でもDIYでやっていきたいって言っても、結局絡んでいただいている人もいっぱいいるんで。特に、りょ沈さん(hueの所属するレーベル「イマハミライ」のオーナー)とか、他にもたくさんいて。じゃあその人達にはどうするんだってなると、それに関してはやっぱり、自分たちが活動していくことでしか返せないと思うんです。…難しいっす(笑)

そこに関しては絶賛悩み中ということで。

石田

はい、そうですね。

INFORMATION

hue / athelas split CD

hue / athelas split CD

VERDURE

1.ハロウ(hue)
2.ちゃんとする(hue)
3.越えて(hue)
4.invitation(athelas)
5.No idea(athelas)
6.meal(athelas)

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